整形外科的疾患に対する運動療法の判定基準
適応
条件付適応
禁忌(いけない)
<腰痛症>

椎間板症

椎間板ヘルニア

変形性脊椎症

など

腰椎可動性が良好で

下肢(神経)症状がなく、

日常生活動作がほとんど疼痛なく行える。

腰椎可動域制限がある、

腰部に軽度の頭痛がある、

下肢に痛みやしびれなどの神経症状がある。

これらの場合は、患部の負荷の少ないスポーツ(ウォーキング、水泳)を注意しながら行う

腰痛急性期、

急性憎悪期

神経的異常所見がある。

<変形性関節症>

股関節

膝関節

足関節

関節可動性が良好で

腫脹(水腫)がなく

日常生活動作がほとんど疼痛なく行える

関節可動制限がある

関節に軽度の疼痛がある

関節腫脹(水腫)がある

X線検査で高度の関節破壊がある

これらの場合は、患部の負荷の少ないスポーツ(自転車、水泳)を注意しながら行う

関節に急性の炎症がある

関節に強い痛みがある