鯨が丘リフレッシュ 構想 提案書 |
From: | -----------> | To:「学芸出版社」 To:「まちづくりキーワードURL集」 To:店づくり・運営の情報ネットワーク To:1995年街づくり施設 To:木造簡易耐震診断(アミ企画) _________個別建築物用途規制の詳細 _________整備イメージ図 などの資料集 To:街づくりカンパニー(アミ企画) To:FIT地域観光ガイド To:筑波大学都市計画専攻 |
この提案書は、平成6年暮れから平成7年暮れにかけて、鯨が丘を活性化するために、有志たちに度々集まっていただき、多角的な方面から意見を出していただき、まとめ上げたものです。各人が太田の将来に希望をこめて話し合った内容が含まれており、自画自賛になりますが、かなり有効な手段となり得ると確信いたしております。集まったメンバーを下記に記しますが、中でも、太田徹氏はこの提案書のまとめをしてくださった方です。太田の方ではありませんが、各種企業の経営アドバイザーとして従事されており、今回の鯨が丘の研究会には大変心血を注いでいただきました。以前にファッション関係の開発にも携わった事もあり、センスのよい発想と若い柔軟な頭脳の持ち主であります。 私たちの話し合いは、パセオ計画とHOPE計画の把握から始まり、鯨が丘の将来像を描きました。しかしそこには、鯨が丘の商業に何も言及するものがない事に気づきました。鯨が丘は慶長の時代から商業として発展し続け、太田の歴史を作ってきたところであります。一般に人は、今あるところ単に住む・食べる所と考え、無秩序に発達したがりますが、そのようなものは、人々、特に文化的な人々に荒廃感を生むだけであります。もし、もう少し豊かな生活・豊かな環境・豊かなエモーションを望むことができるなら、私たちは鯨が丘が単なる居住地であって欲しくないと考えます。私たちには何か確固たる拠り所が必要なのです。 私たちは、「人の欲望はどんな所にあるか、あるいはあるべきか」、また「常陸太田が目指すべきところとその商圏」、「鯨が丘オペレーティングシステムの有効性」、「期は熟した常陸太田のまちづくりにトップダウン方式が必要」などについて、よる遅くまで話し合っておりました。平成7年8月22日、突然、好都合なニュースが届きました。その日の産業新聞に「建設省、都市開発にTMC(Town Management Center)を活用」、「既存商店街の衰退などが深刻化する地方中心市街地の活性化にTMCを活用」と出たのであります。私たちの考えは一歩進んで、事業内容もより具体的形になっておりましたが、概ね目指すところは同じで、明るい希望の光を見た思いでした。 話し合いの中、鯨が丘は先の佐竹氏の統治していた時代からの旧家が多く、このような商業開発には心情的にも十分な配慮が必要な事がひしひしと伝わりました。しかし、保守派・改革派の個人的な意見の食い違いは当然あるでしょうが、この提案書の内容は、鯨が丘の発展を望む方であれば、きっと納得されるだろうと推察いたします。 私たちは、常陸太田の発展のために役立つ事を願い、ここに鯨が丘に対するまちづくりの基本的考えを公開いたします。 鯨が丘研究会員:根本龍司、太田 徹(KPMGエマージングビジネス部)、山口茂樹、益子修、小沢裕 共同研究者: 西野 一、小沢 勲 |
|
目 次
(3)テーマ性の演出(テーマパークとストリートファニチャー)…39
(5)イベント戦略とソフト(サービスポリシー)戦略
… 44
(1)出資候補者と事業形態 … 49
(2)運営組織と運営スケジュール … 50
4 鯨が丘再開発の手順
(1)市民イベント開催サポート
(2)現商店街の法人化
(3)街づくりプロジェクトの発足
[TOP][HomePage][目次(Index)][次ページ]